北海道の旅 その7

北海道の旅 その7
2/28(月) つづき

摩周湖を後にしバスは釧路湿原国立公園の西部にある鶴居村「タンチョウの里」目指して南下。ここには特別天然記念物がタンチョウが生息していることからその名がつけられた。国道脇にある一角にはたくさんのタンチョウが羽を伸ばしていたが、中には入る事が出来ないため、遠くから見るだけ。
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それでもときおり大きな羽を広げて飛びたつ様はその美しさからは想像した以上のスピードがあり、その度にあちこちで歓声があがっていた。
ライブカメラ@鶴居村のホームページはこちら

鶴居村を後にして今度は北上。阿寒湖を目指す。阿寒湖では凍結した湖を会場にして阿寒氷上フェスティバルを開催中。スノーモービルに乗りたかったが、奥さんに押し切られ「わかさぎ釣り」に挑戦することに。雪がチラつきはじめ、氷点下の気温のなか、凍結した阿寒湖上へ。
さお、えさをレンタルし、いくつか並んでいるテントに入る。何をどうして良いのかわからないまま、とりあえず、凍える指先で奥さん、娘、自分のさをにえさをつけてみる。

「で、どうすればいいの」
「誰かに聞いてくれば」

と、そこへ。

「釣れますか」

と道具を手にした小さな女の子がテントに入って来た。

「いまから始めるんだけど。君は釣れたの?」
「はい、2時間くらいで、これだけ釣れました」

って、小さなビニール袋には10数匹のワカサギが!

「へー、うまいんだね。これさ、どうやるのか教えてくれない?」
「えーっと、えさを付けたら、この穴から、あ、凍ってますね」

と、立ち上がった彼女、長靴の先で釣り穴に薄くはった氷を砕く。

「このリングを前に倒して、糸をずーーと伸ばしていって下さい。止まるまで。もっと。もっと。あ、止まりましたね。そしたらリングを戻して、あたりが来るのを待って下さい。」

釣り竿の使い方さえしらない僕たちによどみなく説明をしてくれる。

「いま、いくつなの?」
「9歳です」
「ワカサギつりうまいんだね」
「うまくないと怒られちゃうんです。だってお父さん、そこの社長なんです」

と、湖畔に目をやりながら答える。

「社長?それはすごいね」

と、何がすごいかよくわからないが社長という言葉にノックアウトされる僕。

「あ、引いてますよ、早く巻いて下さい」
「は、はい、ってこれどっちに巻くの」
「こっちです」
「早く巻きなさいよっ!」

は奥さんの声。
ギリギリ巻いていくと、釣り穴からワカサギの姿が!

「おー釣れてる!」

と叫んだ瞬間、ワカサギの姿が見えなくなってしまった。とほほ(泣)

「あー、逃げちゃいましたね」

と、慰められる。
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そうこうしているいるうちに、

「あー、来たかも」

と奥さん。

「やったー!」

竿の先にはワカサギがしっかりと食いついていた。
釣れた魚から針を取り、えさを付け替えしてると、今度は娘の竿に!この時点で僕の任務は釣りではなく釣りの準備になってしまった。









「場所、代えますから、さようなら」

と自分の役目を終えたかのように去る女の子。

「あ、ありがとうね」

その後、バスが出発するまでの30分あまりで、奥さん3匹、娘1匹、僕1匹の大漁(爆)となった。
釣ったワカサギは湖畔のお店に持っていくとその場で天ぷらにしてくれる。たった5匹天ぷらにしてもらっても仕方ないのだが、そこは入場料に.天ぷら代が込みになっていて、一皿分にして揚げてくれるのだ。
あつあつの天ぷらをもってバスに戻るときには夕闇が迫り、雄阿寒岳が美しい姿を見せてくれた。
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これで旅行のイベントはすべて終了となった。阿寒湖を後にしたバスは女満別空港へ。東京行き最終便の機上の人となり、北海道の旅は終了した。
天候に恵まれ、はじめての体験が目白押しの旅行となったこの三日間。美しい自然、美味しい食べ物、あったかい温泉、いいな、北海道。

Take It Easy!
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by alohaheaven | 2005-03-12 22:39 | 旅行